このブログと私について
はじめまして。 このささやかな宝石箱のようなブログ『Jewel Notes』へお越しいただき、心からありがとうございます。
運営者の”瑠璃(るり)あかね”と申します。
数あるジュエリー情報サイトの中から、この場所を見つけてくださったあなたも、きっと、ジュエリーが持つ不思議な魅力に心を奪われた一人なのではないでしょうか。
このページでは、私がどんな想いでこの『Jewel Notes』を綴っているのか、少しだけ、私の物語をお話しさせてください。
私がジュエリーの世界に魅了された「原体験」
私のジュエリーへの憧れの原点は、祖母の鏡台の引き出しに仕舞われていた、小さな真珠の指輪です。
子供の頃、祖母の家へ遊びに行くたびに、こっそりとその引き出しを開けては、滑らかで、ほんのりと虹色に輝くその小さな粒を飽きもせず眺めていました。それは決して高価なものではなかったのかもしれません。しかし、祖母がそれを指にはめ、嬉しそうに微笑んだ時の横顔は、子供心にも「ああ、なんて美しいのだろう」と焼き付いています。
ジュエリーとは、単なる煌びやかな飾りではない。 人の想いを受け継ぎ、人生の物語を静かに語り、そして、日常にささやかな自信と彩りを与えてくれる、魔法のアイテムなのだと、私はその時に直感したのです。
社会人になり、初めて自分のお給料で手にしたのは、ティファニーの小さなネックレスでした。胸元で控えめに輝くその存在は、まるでお守りのように私の心を支え、仕事でつらい時も、嬉しい時も、いつも共にありました。
ジュエリーが持つ、人を内面から輝かせる力を、私は身をもって体験したのです。
知識ゼロからの探求と、一つの「後悔」
しかし、私のジュエリー探求の道は、順風満帆ではありませんでした。
さらに上質なジュエリーを求め始めた頃、私は情報の海で溺れかけます。雑誌の特集、ネットの広告、インフルエンサーのおすすめ…。何が正しくて、何を信じれば良いのか分からない。そんな中で「今これが流行りだから」という理由だけで、少し背伸びをして海外ブランドのリングを購入したことがありました。
デザインは素敵でした。しかし、私の指にはどうしてもしっくりこない。高価な買い物だっただけに、そのリングを見るたびに、胸の奥がちくりと痛みました。
「なぜ、私はこのリングを選んだのだろう?」 「私にとって、本当に『似合う』とはどういうことなのだろう?」
この一つの「後悔」が、私を本気させました。
もう、誰かの受け売りや曖昧な情報に流されるのはやめよう。自分の目で見て、学び、確かな知識を身につけよう。そう決意した私は、そこから文字通り何百時間という時間を費やして、ジュエリーの世界を探求し始めました。
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GIA(米国宝石学会)が発行する専門書を読み解き、ダイヤモンドの「4C」を徹底的に学びました。
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国内外の主要なジュエリーブランド、その創業から現代に至るまでの歴史と哲学を研究しました。
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都内の百貨店や路面店に足を運び、納得がいくまで商品を試着させていただきながら、自分の骨格や肌の色に合うデザインの法則を分析しました。
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そして何より、各ブランドの店員の方々からうかがう、一つ一つのジュエリーに込められたストーリーや職人のこだわりに、何度も心を震わせました。
このブログ『Jewel Notes』に綴られている言葉は、こうした私の地道な探求と、時には失敗から学んだ「リアルな体験」の結晶です。
このブログ『Jewel Notes』に込めた想い
私がこのブログを運営している理由は、ただ一つ。
「かつての私のように、ジュエリー選びで迷い、後悔する人を一人でも減らしたい。そして、ジュエリーがもたらす心からの喜びを、もっと多くの人と分かち合いたい」
という、純粋な想いです。
高価な買い物だからこそ、誰もが不安を感じます。 『Jewel Notes』が目指すのは、その「不安」を「確信」に変え、あなたのジュエリー選びという特別な体験を、最高の思い出にするためのお手伝いをすることです。
そのため、このブログでは以下のことを大切にしています。
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一次情報を徹底的に重視します。 各ブランドの公式サイトや専門機関が公表している情報など、信頼できるソースを基に、正確で客観的な情報をお届けすることをお約束します。
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個人の感想と客観的事実を明確に区別します。 私が実際に感じた「素敵!」「ここが少し気になる」といった主観的な感想と、「素材は18Kゴールドです」といった客観的な事実を、読者の皆様が混同しないように、明確に分けて記述します。
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「なぜ良いのか」の背景を語ります。 単に「この商品はおすすめです」と紹介するのではなく、そのデザインが生まれた歴史的背景や、ブランドの哲学、職人たちの想いといった「物語」を添えることで、より深いレベルでジュエリーの価値をお伝えします。
ジュエリーは、あなたの人生という物語を、より豊かに、より輝かせるための、最高のパートナーです。
この『Jewel Notes』が、あなたとそのパートナーとの運命的な出会いを繋ぐ、架け橋のような存在になれたなら、これ以上の幸せはありません。
どうぞ、ごゆっくりと、この宝石箱の世界をお楽しみください。
瑠璃あかね