カルティエのアイコンジュエリー「トリニティ」あの3色のリングが絡み合うデザイン、本当に素敵ですよね。私もいつかは…と憧れているネックレスの一つです。
ですが「カルティエ トリニティ ネックレス 廃盤」というキーワードで検索される方が多いみたいで「あれ?もしかしてもう買えないの?」と不安になっているかもしれません。
特に、昔雑誌で見たハートのモチーフや、華奢なベビートリニティを探していると、公式サイトに見当たらなくて「やっぱり廃盤なんだ…」と思ってしまいますよね。
それに、歴史が長いモデルだから「今さら着けるのはダサい?」なんていう心配や、現行モデルの価格、中古で探す場合の偽物の見分け方、保証書のチェックポイントなど、気になることがたくさんあるかなと思います。
この記事では、そんなトリニティ ネックレスの「廃盤」の噂の真相から、賢い探し方まで、私が気になって調べた情報をまとめてみました。
カルティエ トリニティのネックレスの廃盤は誤解?
まず、一番気になる「廃盤なの?」という疑問から。実はこれ、大きな誤解なんです。ここでは、なぜ廃盤と噂されるのか、そして今買えるモデルはどんなものがあるのかを詳しく見ていきましょう。
廃盤ではない理由と現行モデル
結論から言うと、カルティエの「トリニティ」コレクション自体は、まったく廃盤になっていません!
それどころか、LOVEコレクションと並ぶカルティエの超定番(アイコン)として、今も新作が発表され続けている現役バリバリのコレクションなんです。
実際に2025年現在、カルティエの公式サイトをチェックしてみると、なんと18種類ものトリニティのネックレスが販売されています。
シンプルなリングのものから、ダイヤモンドがぎっしり詰まったパヴェタイプ、最近ではセラミックを使ったモダンなデザインまで、本当にバリエーション豊かです。
これだけ多くのモデルを展開していることからも、カルティエがいかにトリニティを大切にしているかがわかりますよね。
なぜ廃盤と噂されるのか
では、なぜ「廃盤」なんていう噂が立ってしまったんでしょうか。私も気になって調べてみたところ、どうやら理由は2つありそうです。
理由1:特定の「旧モデル」が廃盤になったから
これが一番大きな理由だと思います。実は、中古市場で「トリニティ ハート」や「ベビートリニティ 1Pダイヤ」といったモデルが流通しているんですが、これらは現在の公式ラインナップには含まれていないんです。
つまり「昔見て欲しかったハートのトリニティ」を探して公式サイトを見ても、今は売っていない。だから「(私が欲しかった)トリニティは廃盤になった」と結論づけて検索する…という流れですね。
理由2:「古いデザイン」という先入観があるから
トリニティが誕生したのは、なんと1924年。100年近い歴史を持つ、本当にクラシックなデザインです。
そのため「昔流行ったもの」「お母さん世代のジュエリー」といったイメージが先行して「もう生産終了してるんじゃない?」という憶測が「廃盤」というキーワードに繋がっているみたいですね。
廃盤になった人気旧型モデル
先ほど少し触れましたが「コレクション自体」は廃盤ではありませんが「個別のモデル」で廃盤になったものは確かに存在します。
中古市場でよく見かける、今では手に入らない代表的なモデルはこんな感じです。
- トリニティ ハート ダイヤモンド ネックレス 3つのリングがハートの形をかたどった、とても可愛らしいデザインです。中古市場でも人気が高いみたいですね。
- ベビートリニティ 1Pダイヤモンドネックレス 華奢なリングに1粒のダイヤがちょこんと付いたモデル。さりげなく着けられるデザインです。
これらのモデルは、まさに「探していたデザインが公式にない!」という状況を生み出していて、「廃盤」検索の主な原因になっていると考えられます。
トリニティはダサい?
「廃盤」とセットで検索されがちなのが「ダサい」というキーワード。これも、歴史が長いジュエリーならではの悩みかもしれません。
「ダサい」と感じられてしまう理由は、主にこんな点にあるようです。
- 古いイメージ:「昔のデザイン」という印象が拭えない。
- 合わせにくい: スリーカラーゴールド(3色)なので、他の単色のジュエリーと喧嘩しそう。
- 見せびらかし感: あまりにも有名なので、「ブランド主張が強すぎる」ように見えてしまう。
でも、これって選び方次第でぜんぜん解決できると私は思います!
例えば「見せびらかし感」が気になるなら、定番のリングが連なったデザインではなく、現行モデルの「トリニティ ペンダント、ミニモデル」(約28万円)のような、チェーンに小さなリングが通っただけの、より繊細なデザインを選べば印象はガラッと変わります。
また、スリーカラーも「合わせにくい」どころか「手持ちのどんな色のジュエリー(ゴールド、シルバー、ピンクゴールド)とも合わせやすい」という大きなメリットでもあるんです。
「トリニティ=全部同じデザイン」ではないので、今の自分のスタイルに合うモデルを選べば、決して「ダサい」なんてことにはならないはずですよ。
現行モデルの価格一覧
「じゃあ、今買えるモデルはいくらぐらいなの?」と気になりますよね。
現行モデルは、本当に価格帯が広いです。一番シンプルな「ミニモデル」が282,700円(税込)から、ダイヤモンドがびっしりのハイジュエリーになると10,560,000円(税込)というものまで…!
全部で19種類もあるので 、ここでは代表的なモデルの価格をいくつかピックアップして紹介しますね。
| モデル名 | 仕様(素材など) | 価格(消費税込) |
|---|---|---|
| トリニティ ペンダント、ミニモデル | ホワイト/イエロー/ピンクゴールド | ¥282,700 |
| トリニティ ネックレス、スモールモデル | ホワイト/イエロー/ピンクゴールド | ¥379,500 |
| トリニティ ネックレス、ミディアムモデル、ダ… | 各ゴールド、ダイヤモンド | ¥566,500 |
| トリニティ ネックレス、セラミック、ダイヤモンド | ホワイトゴールド、セラミック、ダイヤモンド | ¥1,227,600 |
| トリニティ ペンダント、ラージモデル、パヴェ | 各ゴールド、ダイヤモンド | ¥3,775,200 |
※上記は2025年時点での公式サイトの情報 を基にしています。価格は予告なく変動する可能性があるため、最新の正確な情報は必ずカルティエ公式サイトまたは直営ブティックでご確認ください。
カルティエ トリニティのネックレスの廃盤品の探し方
「私が欲しいのは、やっぱり廃盤になったハートのモデルなの!」という方もいらっしゃると思います。その場合の入手経路は、必然的に「中古(二次流通)市場」になります。
ただし、中古には中古の「相場」と「リスク」があるので、その点をしっかり解説しますね。
廃盤モデルの中古市場と相場
廃盤モデルや、現行モデルを少しでも安く手に入れたい場合、探す場所は主にこの3つです。
- ブランド専門の中古業者(楽天市場に出店しているお店など)
- フリマアプリ(メルカリなど)
- ネットオークション(Yahoo!オークションなど)
価格は本当にピンキリです。例えば、メルカリでは8万円台から60万円を超えるものまで出品されていますし 、楽天市場の専門業者だと状態の良いダイヤ付きが30万円台〜50万円台で販売されています 。
ここで一番注意したいのが、ネットオークションの「平均落札価格」です。
ある調査では、ヤフオクでの平均落札価格は約22万円というデータがありましたが、これはあまり参考になりません。なぜなら、同じデータ内で最安落札価格が「3,410円」だったからです。
カルティエのネックレスが3,410円というのは、どう考えてもおかしいですよね…。おそらく偽物か、チャームだけ、あるいは何かの部品だった可能性が高いです。こうした異常値が含まれているため「平均価格」を鵜呑みにするのはとても危険なんです。
偽物の見分け方:基本
中古で一番怖いのが、そう「偽物」です。特にフリマアプリなど個人間取引では、そのリスクが常につきまといます。まずは、基本的なチェックポイントから見ていきましょう。
基本的なチェックポイント
- 内側の刻印: カルティエのロゴやシリアルナンバーの刻印をチェックします。偽物はフォントが不鮮明だったり、レーザーで雑に刻印されていたりすることがあります。
- 金属部の処理(面取り): 正規品は、肌に触れるリングの角や留め具の部分が、指で触っても痛くないように滑らかに「面取り」されています 。もし触って「痛い」「引っかかる」感じがしたら、仕上げが雑な偽物の可能性が高いです。
ただし、最近の精巧なスーパーコピー品は、刻印なども本物そっくりに作られていることがあるので、ここだけ見て「本物だ」と判断するのは早計です。
偽物の見分け方:プロの技
では、プロの査定士はどこを見ているのでしょうか。私たち素人には難しいですが、知っておくだけでも役立つ「プロの視点」を紹介します。
プロのチェックポイント
- ダイヤモンドの品質(クラリティ): これが結構重要みたいです。カルティエが使うダイヤは、低いグレードでも「VSクラス」(10倍ルーペでやっと内包物が確認できるかどうかのレベル)以上が基本だそうです。もし、肉眼で明らかに黒い点や白濁が見えるようなダイヤが使われていたら、かなり怪しいと言えます。
- 宝石のはめ込み(裏側): ダイヤが付いているモデルの場合、その裏側にある「光取り」の穴をチェックします。正規品の多くは、この穴がキレイな「六角形」で、穴の内側が平ら(フラット)に仕上げられているそうです。偽物だと、この穴のフチがくぼんでいたり、処理が甘かったりすることがあるようです。
保証書で真贋をチェック
「保証書(ギャランティカード)が付いていれば安心」と思いがちですが、ここにも罠があります。
なんと、保証書自体が偽造されているケースがあるんです。
じゃあ何を見ればいいのか? プロが注目する、偽造保証書の一番わかりやすい特徴が一つあります。
それは「カルティエ直営店リスト」が付いているかどうか です。
本物の保証書には、世界中の直営店が載った分厚いリスト(冊子)が付属していることが多いそうです。
偽物の保証書はコスト削減のためか、このリストが付属していなかったり、ページ数が極端に少なかったりする特徴があるとのこと。
本体の作りが精巧でも、付属品まで完璧にコピーするのは難しいんですね。これは有力な判断材料になりそうです。
ベビートリニティも中古で
廃盤モデルの中でも特に人気が高い「ベビートリニティ」現行のミニモデルよりもさらに華奢なデザインを探している方も多いかもしれません。
このベビートリニティも、中古市場では定番の人気アイテムとして流通しています。フリマアプリでは、1Pダイヤのモデルが10万円台で取引されている例もありました。
ただし、人気があるということは、それだけ偽物も出回りやすいということでもあります。購入する際は、先ほど紹介した「偽物の見分け方」や「保証書のチェック」をより一層慎重に行う必要がありそうですね。
カルティエ トリニティjのネックレスの廃盤品購入戦略
さて、ここまで「カルティエ トリニティのネックレスの廃盤」に関する情報を整理してきました。
結論として「トリニティ コレクション」は廃盤ではなく、今も進化し続けるカルティエの代表作であること。
一方で「ハート」や「ベビー」といった特定の「旧モデル(廃盤品)」も存在し、それらは中古市場で探す必要があることがわかりました。
最後に、あなたの目的に合わせた「賢い購入戦略」を3つにまとめてみます。
戦略1:信頼性・安心感重視(ゼロリスク)
偽物のリスクを100%排除したい、最新のデザインをブティックでしっかり選びたい方。 → カルティエ公式サイト や正規ブティックで、現行モデルの新品を購入するのが唯一の正解です。アフターサービスも完璧なので、最も安心できる方法ですね。
戦略2:廃盤モデル指名買い(高リスク・高リターン)
「どうしてもハートのトリニティが欲しい!」など、特定の旧モデルを探している方。 → フリマアプリ やオークション が主な戦場になります。偽物リスクを十分に理解した上で、出品者の評価や、この記事で紹介した「真贋判定ポイント」を徹底的にチェックして臨みましょう。
戦略3:価格と信頼性のバランス(中リスク)
現行モデルや状態の良い中古品を、定価より少しでも安く手に入れたい方。 → 楽天市場 などに出店している、信頼できるブランド中古専門店を利用するのがおすすめです。プロの鑑定士が一度チェックしているので個人間取引よりはるかに安全ですが、価格は定価とあまり変わらない(あるいは希少性で高額な)場合もあります。
もし中古品を購入して、どうしても本物かどうか不安な場合は、ブランド品専門の買取店に「買取査定」を依頼するのが、一番手軽で現実的な確認方法です。
査定はもちろん無料ですし、売る必要もありません。「値段が付けられない(買取不可)」と言われれば、残念ながらそういうこと…と判断できます。
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