パートナーからete(エテ)のプレゼントをもらったけど、なんだか素直に喜べない…。「ete プレゼント 嬉しくない」と検索してしまった自分に、少し罪悪感を感じているかもしれませんね。
あるいは、これからプレゼントを贈ろうと考えていて「eteって実際どうなんだろう?」と不安になっている方もいらっしゃるかもしれません。
eteの年齢層が自分(相手)に合っているのか、30代や40代が着けるにはブランドイメージが若すぎるのではないか。「安っぽい」と思われないか、姉妹ブランドのJouete(ジュエット)との違いも気になるところですよね。
この記事では、なぜ「嬉しくない」と感じてしまうことがあるのか、その理由を一緒に探っていきたいと思います。
決してあなたの好みが悪いわけではなく、そこにはブランドの特性と「期待のズレ」が関係しているかもしれませんよ。
ete(エテ)のプレゼントが嬉しくない4つの理由
「嬉しくない」と感じてしまうのには、実はいくつかのハッキリとした理由が隠れていることが多いんです。
それは個人の好みの問題だけではなく、ブランドが持つイメージと、受け取る側が期待する「価値」の間に、小さなズレ(ミスマッチ)が生じているからかもしれません。
eteの年齢層とブランドイメージ
「嬉しくない」と感じる最も大きな理由の一つが、この年齢層とブランドイメージのミスマッチかなと思います。
ある調査データ(2024年8月時点)によると、eteを愛用している方の年代は、20代が約49%と、ほぼ半数を占めているんです 。次いで10代が20%、40代以上が19%と続くのに対し、30代は12%と、ここでガクッと割合が減っています 。
このデータが示すのは、eteが「20代の女性がおしゃれアイテムとして購入するブランド」として強く認識されているということですね。
そのため、30代の女性が「大人の女性」としてのステップアップや、記念日の「格」を期待する場面でeteを贈られると「もしかして、私ってまだ子供っぽく見られてる?」「20代向けのブランドを選んだのかな?」と感じてしまう可能性があります。
もちろん、40代以上で素敵に使いこなしている方も19%いらっしゃいますが 、これは「ブランドの格」とは別の軸で、デザインの「遊び心」を楽しんでいるニッチな層と考えたほうが自然かもしれません。
コンセプトが贈る場面と合わない?
次に、ブランドが発信しているメッセージと、受け手が期待するメッセージのズレです。
eteの公式ブランドコンセプトは「ひとさじの遊び心」 もっと自由にジュエリーを楽しんでほしい、というファッション寄りの想いが込められています。
これは、日常のおしゃれや、自分へのご褒美としてはすごく素敵なコンセプトですよね。私も好きです。
でも、これがもし「結婚記念日」や「30歳の誕生日」といった、人生の節目となるシリアスなギフトだったらどうでしょう?
受け手が期待しているのは「永遠の価値」や「真剣さ」「高級感」の象徴かもしれません。
その時、ブランドコンセプトが「遊び心」だと知ったら「あれ? 私の大切な記念日に『遊び心』?」と、無意識に「機会の重みと合っていない」と感じてしまうかもしれません。
贈る側は「おしゃれで人気のあるブランド」という理由で選んでいることが多いです。しかし、受け取る側はギフトの「意味」や「文脈」を重視するため、この認識のズレが「嬉しくない」という感情につながってしまいます。
eteは安っぽい?素材と価格帯
「安っぽい」という少しネガティブなキーワードも、検索結果には見られますね。
これは、実際の価格が安いということではなく「価格に対して期待する価値(知覚価値)」が低い、という意味合いが強いと思います。
eteの主な中心価格帯は「2万円〜5万円」 そして、使用されている素材は「K10ゴールド(10金)」も主力の一つです。
K10(10金)は、金の含有率が約42%です。対して、ジュエリーとして「本物」と認識されやすいK18(18金)は、金の含有率が75%です。
この「2万円〜5万円」という価格帯は、ギフトとして「奮発してくれた」と感じる絶妙なラインです。
だからこそ、受け手は「この価格なら、当然K18だろう」とか「この価格なら、ティファニーのシルバーでもよかったかも」と、無意識に期待してしまいます。
その期待の中で、素材がK10であったり、デザインが華奢(きゃしゃ)すぎたりすると「この価格で、この素材(デザイン)?」となり、結果として「安っぽい(=割高)」という印象につながってしまう可能性があります。
Jouete(ジュエット)との違い
「嬉しくない」と感じる理由として、姉妹ブランドであるJouete(ジュエット)との関係性も影響しているかもしれません。
eteとJoueteは、同じ運営会社(株式会社ミルク)が展開しており、公式アプリも「ete/Jouete」として共通のものを採用しています 。
ただ、2つのブランドには明確な違いがあります。
- Jouete(ジュエット): 「いつもお洒落を楽しみたい」「流行とともに歳を重ねる」がコンセプト。よりファッション性、トレンド、日常使いに振り切ったブランドです。
- ete(エテ): 「ひとさじの遊び心」 。Joueteよりは上位で、ファッションとファインジュエリーの中間(ファッション・ファインジュエリー)という位置づけです。
問題は、この2つがアプリなどで「ひとまとめ」に扱われがちなため 、消費者の中では「Joueteのちょっと高い版がete」という認識が広がりやすいことです。
もし受け手がeteを「ファッションジュエリーの延長線上」と認識していた場合、大切なギフトとして贈られても、「ファインジュエリー(本格的な宝飾品)」としての満足感は得られにくいかもしれません。
30代・40代が感じるブランドの格
最後に、少しシビアな話ですが、「ブランドの格(プレステージ)」の問題です。
eteは商業的に大成功していて、若い世代に絶大な人気を誇るブランドです。しかし、宝飾業界の関係者が評価する「ブランドの格」という視点で見ると、少し異なる側面が見えてきます。
2019年に行われた宝飾業界関係者向けのブランドイメージ調査では「業界人 総合ランキング」や「人気度ランキング」「デザイン性」といった項目で、eteは残念ながらランキング圏外でした(※あくまで2019年時点の業界内評価です)
対照的に、同じ価格帯の国内ブランドである「ヴァンドーム青山」などは、同調査の複数の項目でランクインしています。
これは、eteが「プレステージ・ブランド(権威あるブランド)」というより「コマーシャル・ブランド(商業的に人気なブランド)」として認識されていることを示唆しています。
ジュエリーに詳しい30代・40代の女性や、ファッション感度が高い女性は、この「ブランドの立ち位置」を肌で感じ取っています。
そのため、節目のギフトとしてeteを贈られた場合「(自分の価値が)その程度に見積もられたのかな」と、少し寂しく感じてしまう可能性があるのです。
ete(エテ)のプレゼントで嬉しくないを防ぐ
ここまで「嬉しくない」理由を見てきましたが、では逆に、どうすればeteのプレゼントで喜んでもらえるのでしょうか? 贈る側として「失敗」を防ぐためのポイントを、受け手側の視点も踏まえて整理しますね。
贈る相手の年齢層は?20代が中心
まず、大前提として「贈る相手の年齢」を再確認しましょう。
データが示す通り、eteの中核層は20代(特に49%を占める層)です。
eteが最適な相手
- 20代の女性への、誕生日プレゼントやクリスマスプレゼント。
- 年齢に関わらず、eteのデザイン(遊び心)が好きだと公言している方。
注意が必要な相手
- 30代の女性(特に30歳の誕生日など、節目のギフト)。
- 40代以上の女性で、ジュエリーの「素材」や「格」を重視するタイプの方。
30代が12%しかいない という事実は「30代の壁」とも言えるもので、多くの女性がこの時期にeteから「卒業」していくことを示しています。この層へのプレゼントは、特に慎重になるべきかもしれません。
喜ばれるイメージとシーンの選び方
次に、「何を」「いつ」贈るかです。
eteのブランドイメージは「おしゃれ」「ファッショナブル」「遊び心」 です。このイメージが輝くシーンで贈ることが大切です。
- 喜ばれやすいシーン: 日常使いのアクセサリーとして。ファッションのアクセントとして。「ちょっと良いもの」を贈りたいカジュアルなギフトとして。
- ミスマッチが起きやすいシーン: 結婚記念日、婚約記念、30歳・40歳の誕生日など。「永遠性」や「資産的価値」を期待されるシリアスな場面では、ブランドコンセプト とのギャップが生まれやすくなります。
「安っぽい」と思われない素材選び
「安っぽい」という印象は、素材選びでかなり回避できます。
eteはK10(10金)が主力の一つですが、もちろんK18(18金)やプラチナの製品も取り扱っています。
もし予算が「2万円〜5万円」 あるのであれば、K10のデザイン性の高いものを選ぶよりも、K18やプラチナのシンプルなデザインを選んだ方が「本物感」や「高級感」が伝わり、受け手の満足度は格段に上がります。
特に30代以上の女性に贈る場合は、素材をK18以上にすることを、私は強くおすすめします。
eteとジュエットの違いと選び方
贈る相手が「トレンド大好き!」「アクセサリーは毎日変えたい!」というタイプなら、eteよりも姉妹ブランドのJouete(ジュエット) の方が喜ばれるかもしれません。
一方で、eteを選ぶなら、「Joueteとは違う、ワンランク上のもの」という意識で選ぶことが大切です。
特に、eteの中でも上質なラインである「ete bijoux(エテ ビジュー)」 は「遊び心を忘れない大人のためのモダンジュエリー」 をコンセプトにしており、30代以上の方にも贈りやすいアイテムが揃っています。価格帯は上がりますが、選択肢の一つとして知っておくと良いでしょう。
30代以上に贈る場合の注意点
もし、贈る相手が30代以上で、ジュエリーの「格」 や「歴史」を少しでも気にするタイプの方なら、一度立ち止まって考えてみてください。
eteを選ぶ場合でも、前述の通り「K18以上の素材」 や「ete bijoux」 を選ぶのが最低限の配慮かなと思います。
あるいは、思い切って同価格帯の他のブランド、例えば業界内での評価も安定している「ヴァンドーム青山」 などに目を向けるのも、ミスマッチを防ぐ一つの賢明な判断かもしれません。
補足:40代以上の19%について
データでは40代以上も19%と一定数いました。
これは、30代で一度ジュエリーの「格」を経験した方々が、あえて「遊び心」 のあるデザインを求めてeteに戻ってくる、というニッチな需要だと私は分析しています。
「ハグピアス」 のような特定の大ヒット商品が、この層を支えている可能性もありますね。
eteで嬉しくないを防ぐ最終チェック
「eteのプレゼントが嬉しくない」という悲しいミスマッチは、贈る側が少し視点を変えるだけで、その多くを防ぐことができると思います。
eteは「20代に絶大な人気を誇る、おしゃれで遊び心のあるファッション・ジュエリーブランド」です。この立ち位置を正確に理解することが、何より大切ですね。
贈る相手が20代なら、きっと喜んでくれる可能性が高いです。でも、もし相手が30代以上なら「なぜ、他のブランドではなくeteなのか?」を、相手の価値観(素材重視? デザイン重視? ブランドの格重視?)に照らして、もう一度考えてみてください。
そのひと手間が、お互いにとって最高のプレゼント体験につながるはずです。

